治らない病を治す

愛着障害・双極性障害・パニック症・トラウマ性発達障害・小児期トラウマ・パーソナリティ障害・複雑性PTSDを克服する~虐待サバイバー、HSP、解離性障害、婦人科系疾患も当事者です٩( 'ω' )و  

本物の信頼関係とはーー人情と現代

私は複雑性PTSDからくる多重人格障害のため、

一時期は自分が誰で、

ここはどこで、どこへ帰れば良いか解らなくなることがありました。

よくドラマで見る「ここはどこ、私は誰」です。

 

そんな時、突然電話しても親切に諭してくれた友がいます。

彼女は特別何かに秀でている訳でもない、

いまは普通の専業主婦で

これまでは私があれこれ世話焼きしてきた

ちょっと頼りない親友でした。

 

でも彼女は誰が何と言おうと

見知らぬ路上で途方にくれる30女を救ってくれた恩人です。

その後、解離性遁走が収まってからは

エンタメから就活まであれこれ世話を焼いて恩返ししています。

 

でもこの世には恩返しとか義理人情という概念と無縁な人もいるのです。

それもかなりたくさん。

私の肌感覚では同世代の男性7割女性5割ですね。

彼らはいくら良くしてもらっても、

その場その場の「その人の」損得勘定で動く。

 

だからこちらが困っているからと言って

気分が良ければ手を差し伸べるし

逆にもっと楽しそうなことがあれば

命の危機に瀕するようなことでもあっさり

いや、俺関係ねーし、となる。

そういう気分屋さんのことを「信頼できない人」と言います。

 

私が自己愛性パーソナリティ障害やアスペルガーについて論じ続けるのは、

彼らが自覚なしに、究極的に

「信頼出来ない人」

だからです。

すべて養分を取られていくだけで

こちらはヘトヘトで乾涸びていってしまう関係性です。

 

話題のKK親子を見ているととみに思います。

自分のことばっかりで

その場その場の損得勘定で決めているあたり

ほんっとに私がこれまで出会ったたくさんの

信頼出来ない人

イデアみたいな親子さんです。

 

報道を目にする度に心が痛みます。

この世には他者の信頼感情にフリーライドして

自分だけガッポリ得をしてやろうという人間がいるんですよね。

しかもかなり多くて。

悪気はない人の方が圧倒的に多く、

それがこの問題をますます混乱させています。

 

自分は気が利かない

自分は自己中心的で自分の損得勘定でしか動かない

……って自覚して生きてる人は直してます。

直ってない人はやっぱり自己認識出来てない。

 

 

じゃあなんでそんなに彼らは気が利かないのかと言うと、

やっぱりマザコン過保護過干渉の後遺症は酷いと思います。

あと大きいのは、親以外の人から良くしていただいた経験の少なさでしょうか。

当たり前でない善意にたくさん触れていると

当たり前に恩返しする訓練が出来ます。

 

私は幸か不幸か地域で育てられた子供なので

お友達の親に気に入られるために子供時代にたくさん試行錯誤してたくさん失敗して

結果として「気が利く」というスキルを磨きました。

つまりは社会経験の薄さが現代の薄情病に拍車をかけていると感じる訳です。

 

親に大事に守られてきた小皇帝は

信頼なき刹那的な世界で功利主義的に生きる。

ちょっとでも損をさせられると止めどなく不平不満と愚痴を垂れ流して

最後には全部他人のせいにして憤慨して

自分は親に守られてきた人格に安住して成長しない。

そうして一生、夢人参ぶら下げられて叶わぬ夢とやらに酔いしれて

不平不満愚痴暴力マウントと利己主義の限りを振り撒いて

自分の一生と社会の不条理を呪いながら死んでくんでしょう。

 

30半ばになって、

本当に嫌というほど同世代でも差が開いたことを実感。

30代は人間関係を絞れってよく言われる理由を激しく納得しています。

 

人情と信頼のない人間とは

つまり右脳も左脳もパッとしない人。

結局一緒にいてもつまらない上に、

いつ裏切って攻撃に転じてくるか不安にさせられるので

KK親子を反面教師にして

私も人間関係を少しずつ断捨離する時期だなぁと感じております。

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