治らない病を治す

愛着障害・双極性障害・パニック症・トラウマ性発達障害・小児期トラウマ・パーソナリティ障害・複雑性PTSDを克服する~虐待サバイバー、HSP、解離性障害、婦人科系疾患も当事者です٩( 'ω' )و  

被害者意識と自己愛と薄情さの方程式

色んなニュース見てて「被害者意識って罪だなぁ」とヒシヒシ感じる。

このブログで散々論じている自己愛性パーソナリティ障害の人って、

彼らの生の声を聞くと

「俺は被害者だぞっ!!」

ってカッカし始めて、なぜかちゃっかり

「俺を怒らせたお前が悪い!お詫びにあれしろこれしろ」

って交渉してくる。

 

このメカニズムがずっと不思議でした。

でも「愛や信頼というシステムが備わってない」

って考えると結構納得できます。

 

愛も信頼も無いから、基本的に人間関係は

「利用するか、されるか」

だけになっちゃってる気がする。

友達も利用価値で選ぶし、恋人や家族は200%側に置いておくことの効用で測ってる。

 

彼らにとってこの世は

「俺にメリットのあるものか、それ以外か」

というクッソつまんない世界を生きてるのかなぁと。

それは愛や信頼という機能がそもそもないから。

 

愛と信頼が存在しない世界では、

多分、すごく殺伐としていて、

どんな小さな日常会話も「攻撃された」って感じるんでしょう。

「テメェ俺様を攻撃したな! 俺様の苦しみをテメェに返してやるよ! 掃除と洗濯やれ!」みたいな。

彼らの中で理屈は通ってます。

だって先に「攻撃」してきた人が悪いんだから。

 

HSPの中に自己愛が混じってるという主張はここからきてます。

全員じゃ無いんです!

でも、(勝手に)傷ついたお詫びを自分以外の全国民がする義務があるように感じる、

そういう方向に繊細な人もいるんですね。

 

これ書いていて、レミゼラブルを思い出しました。

ジャンバルジャンやコゼットら主人公グループは愛を知っているけど、

テナルディエ一家は揃いも揃って愛を知らない。

シンデレラの家族も被害者意識がやたら強くて情がない。

 

つまり、こんな公式が成り立つかも。

自己愛的攻撃をする人=愛と信頼関係という世界への安心感の欠如+過剰警戒・過剰防衛+繊細さ+被害者意識

 

とにかく私たちとは世界の見え方がまるで違うんだと思います。

……って、私もかつてかなり自己愛傾向が強かったから

その当時を振り返って因数分解してみました。

 

とにかく30超えて被害者意識振り回すのはダサいし、

例え被害を受けたとしても笑って許そうよってこと。

被害を受けたからその分やりかえすぞ! っていうのはまるで子供。

 

なんだけどこの世には愛の全く欠如した人ってたくさんいます。

愛の欠如した人は一見エリートビジネスマンやっているので光って見えるんですけど

結局、人間らしさが薄いので長期的に見ると心が豊かにはならないのかなと。

私の経験では、このタイプにいくら良くしても半年あるとサッパリリセットされてます。

支え合いの概念は通用しない!

……これもかつての自分の反省。

 

いい大人に「愛とか信頼とか支え合いとか」つまり人類愛を体感的に教えるのは難しいです。

脳の可塑性から考えると、

20歳までにママパパ以外と深い信頼関係を築けなかったら挽回は無理かも。

若いうちは勉強なんか二の次で恋したら良いと個人的には思います。

価値観がガッチリ完成する前に傷ついて失敗重ねた方が丸くなりますし、

自分の別の可能性を知れるので知識より余程役に立つんじゃないかなー。

 

自衛あるのみですね。

 

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